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第五 私の投獄と試練(10)

第五 私の投獄と試練(10)

夏の暑さが厳しい頃になると、さすがに体を壊すだろうと思ったが、
かえって暑い日などは暮らしやすく、つつがなく過ごし、
秋になると、庭の花園に造った菊花などを眺めては、のどかに暮らした。
しかし、秋も終わり冬が来る頃になると、四方の風景も寒々しく、
虫の声が聞こえるとなんとなくもの寂しい感じがして、
このときの思いを歌にした。

  老蟋声荒れて転悵然  凝霜晩菊鮮妍を競う
  孤囚幸いにて天佑の有る在り  此の際磨し来る勝世篇
          
 (勝世篇の意味: 「世に打ち勝つ勝利、それはわたしたちの信仰です」
                            ヨハネの手紙Ⅰ 五章四節より引用)

ヨハネによる手紙Ⅰ五章に、このようなみことばがある。

 神によって生まれた者はみな、世に打ち勝つからです。
 私たちの信仰、これこそ世に打ち勝った勝利です。
 世に勝つ者とはだれでしょう。イエスを神の御子と信じる者ではありませんか。


このことばは、私を多いに奮い立たせた。
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by hokkaido-revival | 2011-01-29 16:29 | 『余が信仰の経歴』 正編1-5  

『聖書を読んだサムライたち』 DVD発売!!

グッドニュースです003.gif

『聖書を読んだサムライたち -龍馬をめぐる五人の男たち-』 がDVDで発売されます!! 

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激動の時代を生き、維新を駆け抜け歴史を動かした幕末の志士たち。
彼らサムライたちの生き方に大きな影響を与えたのが聖書であった!
ナビゲーター役として福音歌手の森 祐理、
「聖書を読んだサムライたち」の著者である守部喜雅の解説によって、
五人のサムライたちの知られざるエピソードを探り、
聖書との深いつながりを紐解くドキュメンタリー。
歴史の表舞台には触れられなかったもうひとつの幕末維新史!

第一章  勝 海舟 賛美歌の翻訳に挑んだ男

第ニ章 西郷隆盛 「敬天愛人」とマタイの福音書

第三章 澤邊琢磨 日本人初の司祭

第四章 今井信郎 龍馬を斬った男の回心

第五章 坂本直寛 受け継いだ自由の魂



出版社・メーカー・レーベル : いのちのことば社・ライフ・エンターテイメント

上映時間 : 本編53min.+特典映像20min.

特典映像内容 : 1.守部喜雅解説「龍馬を斬った男 今井信郎の回心」
            2.参考文献と資料
価格 : 3,990円

お買い求めはコチラで
2月21日発売予定です。現在予約受付中☆
   ↓
ゴスペル・インフォメーション

いのちのことば社 オンライン通販サイト Gospelshop.jp


第五章で、直寛が取り上げられてます。
はやくみたいですね~。

Gospel TV で予告編が見られます。 ⇒ Gospel TV
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by hokkaido-revival | 2011-01-29 15:54 | お知らせ  

2011年は直寛没後100周年です

あけましておめでとうございます!

2011年が始まりましたね。
今年は、坂本直寛没後100周年になります。
直寛の業績、信仰の生涯、生きておられる神様が、
この日本にもっともっと伝えられますように!!

今年もご愛読のほど、よろしくお願いいたします016.gif
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by hokkaido-revival | 2011-01-06 18:36 | お知らせ  

第五 私の投獄と試練(9)

第五 私の投獄と試練(9)

さて、私たちは初め、食物があまりにも粗悪であることから、
箸をつけることもできなかったが、
三四ヶ月過ぎてくると、ようやく飢餓を覚えるようになってきた。
そもそも監獄の食物は三等に区別し、
重労働に就く者には麦飯七合、
普通の労働に就く者には五合、
労役に就かない者には所持金があっても、
食物は一切買うことが許されなかったからである。

友人たちの多くは、労役を願い出て、作業場に出かけることによって、
食事の量を増やし、その賃金をもって、食物を購入してりしていたので、
食べることに関しては、私たちよりも遥かに豊かであった。

この時は、聖書をはじめその他の書籍も多く差し入れされていたので、
労働して空しく二年六ヶ月も読書を怠るのは忍びなく、
また、神のことばをもって生活をしてみたいという思いもあり、
なるべく労役には就かないようにと決めていた。

そんなある日、私は空腹を覚え、イライラしていた。
ふと申命記八章が目に留まり、大いに神の恵みを得た。


 あなたの神、主が導かれたこの四十年の荒れ野の旅を思い起こしなさい。
 こうして主はあなたを苦しめて試し、あなたの心にあること、
 すなわち御自分の戒めを守るかどうかを知ろうとされた。
 主はあなたを苦しめ、飢えさせ、
 あなたも先祖も味わったことのないマナを食べさせられた。
 人はパンだけで生きるのではなく、
 人は主の口から出るすべての言葉によって生きることをあなたに知らせるためであった。

 

この章を読むや、一片の聖なる火が胸の中に入って来て、私の心を燃やした。
私はひそかに涙をのんで神に感謝した。
これより、次第に飢餓を忍ぶ力を得、勇気が湧いてきた。

かつて、私たちの主イエス・キリストも四十日の断食の後、
サタンから誘惑され、試みを受けたが、このみことばを用いて、
「人はパンだけで生きるのではなく、ただ神の口から出るすべての言葉によって生きる」と答えられたのを思い出し、
私は神の恵みによって、それ以後も労役をせず、
ただひたすら神のことばによって生きようと決め、
もっぱら聖書やその他の本を読みふけった。
それで、私は病気の心配もなく、非常に稀なことに、
心身ともに健康に過ごすことができた。
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by hokkaido-revival | 2011-01-06 18:29 | 『余が信仰の経歴』 正編1-5