カテゴリ:直寛をとりまく人々( 2 )

 

龍馬を切った男・今井信郎

『龍馬伝』、とうとう最終回を迎えましたね。
暗殺される直前、中岡慎太郎に自分の夢を語る龍馬。
「蝦夷地を開拓したい」という言葉に、思わず涙・・・(;_;)
龍馬の志は、後に甥の直寛や一族によって、成し遂げられます。

さて暗殺の実行犯と言われている京都見廻組の今井信郎
(実際の黒幕は、今もって謎とされていますが・・・。)
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彼は、明治維新後、静岡県榛原郡初倉村
(現・静岡県島田市)に入植し、
お茶の栽培をしたり、
村長をつとめたりしました。









しかし、村にあったキリスト教会を、非常に忌み嫌い、
宣教師を殺害しようと目論見ます。
殺害する前に彼らの読んでいる聖書を読んでおこう、と
漢訳の聖書を取り寄せました。
読んでみたものの、さっぱり意味が分からず、
こんな馬鹿げたことを信じている者を切る必要もない、と思い直しました。

その後、横浜に行った時、横浜海岸教会稲垣信牧師のメッセージを聞きます。
稲垣もまた、元・上田藩士、武士の出でありました。
稲垣の語るキリストの教えに心を打たれた今井は、
自分は間違っていた、と悔い改め
静岡に戻り、洗礼を受けます。

それからの彼は、温厚で優しい人となり、
79歳で亡くなるまで、村のために尽くし、
村民からとても愛され、尊敬されたそうです。

また、高知でおこなわれた龍馬の法要にも招待され、
高松太郎(=坂本直。龍馬の甥、直寛の実兄。元・海援隊士)と和解した
というエピソードも残っています。

龍馬を切った男と、龍馬の遺族が、
維新後ともに、キリストを信じ、和解するとは・・・神様はなんと不思議をなさる方でしょう
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ここらへんの歴史は、
守部善雅氏の『聖書を読んだサムライたち』、『日本宣教の夜明け』に詳しく書かれています。

聖書を読んだサムライたち もうひとつの幕末維新史

守部喜雅 / いのちのことば社


日本宣教の夜明け―47都道府県それぞれの物語

守部 喜雅 / マナブックス



CGNTVでも紹介されました。どうぞ、ご覧下さい!
    ↓ 
CGNTV 文化・メディア 『龍馬を切った男』
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by hokkaido-revival | 2010-11-29 22:53 | 直寛をとりまく人々  

北の龍馬たち 坂本直道物語

Asahi.com で、 『北の龍馬たち 坂本直道物語』 
が連載されています。

直道は、直寛の長男です。
東京帝国大学卒業後、南満州鉄道株式会社に就職。
後に、パリに駐在、日本とフランスの文化交流に尽力しました。
日米関係が悪化する中、
「日米国交調整の急務とその対策私見」をまとめ、
外相・松岡洋右に提出し、日米開戦反対を訴えました。
昭和16年に、坂本龍馬家の家督相続、同家を復興しました。

また、  『北の龍馬たち 坂本家の人びと』 では、
直寛をはじめ、坂本直や坂本直行も紹介されています。

コチラをどうぞご覧下さい♪


Asahi.com  マイタウン北海道

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by hokkaido-revival | 2010-11-26 22:53 | 直寛をとりまく人々